Hobby Lab 趣味のモノ作り実験のサイトです。
Software OS Ubuntu アプリ導入
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1.アプリ導入
2.アプリセンター
 (1)アプリの追加方法
 (2)アプリの削除方法
3.URLから導入
4.コマンドで導入
 (1)rootパスワード設定
 (2)FTP Serverの導入
 (3)Apache2の導入
 (4)PHPの導入
 (5)mysqlの導入
 (6)PHPMyAdminの導入

--------- 関係 ---------

■Software

OS関係 ●Mint 関係
 PCへMint導入
 アプリ導入
 その他1
 アイコンを作る

●Ubuntu 関係
 PCへUbuntu導入
 アプリ導入

●RaspberryPi 関係
1.はじめに
 RaspberryPiへOS導入
 アプリ導入
 Programming

3,シェル・コマンド関係
 LXTerminal
 sed
 i2ctools

3,I/O・アプリ関係
 RealVNCとViewer
 IO動作確認
 MySQL
 Python
 raspberrypiハード

Server 関係 ●レンタルサーバー
 CORE-X

●Windowsサーバー
 XAMPPの概要と導入
 Note XAMPP
 Note XAMPP Err
 Note Apache
 Note PHP
 Note MyQSL

programming関係 ●Python 関係
1.はじめに
 RaspberryPi開始
 Windows開始

2.共通事項
 プログラミングNote
 パッケージ導入 pip
 標準ライブラリ
 Serialライブラリ
 SMBusライブラリ

●HTML関係
 開始とNote

開発環境 IDE ●STM32
 STM32CubeIDEでプログラム
 HALと直接レジスター操作の速度

●CH32
 MounRiver Studioでプログラム

●Arduino
1.概要と導入
2.各ボード毎の設定
 Uno 設定
 Mega2560設定
 DUE_CH340設定
 ESP_WROOM02設定
 ESP12F_D1mini設定
 ESP32設定
 CH32V203の設定
3.ライブラリー
 OneWire使い方
4.その他
 日本語リファレンス
 WiFi Macアドレスを調査

アプリ関係 ●エディタ
 VSC導入

●回路図CAD
 KiCAD導入

●回路シミュレータ
1.LTspice
 シミュレーションの設定
 色の設定
 電源設定設定

●リモートソフト
 RIGOL用UltraSigma導入

プロトコル関係セキュリティ

その他アスキーコード
正規表現

1.アプリ導入

[1]Ubuntu導入直後は下表の『導入方法』の列で『実装』と言うものが入っています。

これからWindwosで使用していたアプリまたは代替えアプリを導入します。
『導入方法』の列で
[2]『アプリセンター』と記載の有るものは『2.アプリセンター』で導入するものです。
[3]『URL』と記載の有るものは、アプリのURLからダウンロードして導入します。
[4]『コマンド』と記載の有るものは、『端末』からコマンドを入力して導入します。
[5]『※1』と記載の有るものは、WindowsエミュレータのWineを使用する予定です。
Windowsアプリ Ubuntuアプリ 導入方法
Microsoft Word LibreOffice Writer 実装
Microsoft Excel LibreOffice Calc 実装
Microsoft paint Krita アプリセンター
KiCAD KiCAD アプリセンター
FreeCAD FreeCAD アプリセンター
GoogleChrome GoogleChrome URL
Microsoft Outlook Thunderbird 実装
Printer
Brother
MFC955DN
Windowsアプリ Ubuntuアプリ 導入方法
Visual Studio Code
 Html JavaScript
 Python PHP
Visual Studio Code
  Html JavaScript
 Python PHP
アプリセンター
Araduino IDE Araduino IDE アプリセンター
FFFTP FileZilla アプリセンター
XAMPP Apache apache2 コマンド
XAMPP MySQL mysql コマンド
3D Printer VoxelMaker 同左 ※1
LTspice 同左 ※1




2.アプリセンター

Ubuntu左横にある『アプリセンター』を起動することにより、アプリの追加や削除ができる。

 (1)アプリの追加方法

『アプリセンター』を起動したあとアプリセンターの上部中央の『アプリを検索』にプログラム名を入れて『Enter』キーを押すと 希望のアプリが表示されるので、マウスをインストールするアプリまで移動して左クリックし、その後画面の表示によりインストールして行けば良い。
例えば Arduino IDEを導入したい場合の画像を下に示します。



 (2)アプリの削除方法

『アプリセンター』を起動したあとアプリセンターの左したメニュー『管理』を左クリックすると、 今まで加えたアプリのリストが表示され、削除したいアプリ右側の ∨ 印を左クリックすると『 アンインストール』と赤字が表示されるので、その文字表示場所へマウスを移動して左クリックすれば削除できます。
例えば Arduino IDEを削除したい場合の画像を下に示します。






3.URLから導入

GoogleChromeを導入する方法を説明します。
(1)Ubuntu左横にある『Firefox』を起動して
検索欄に『Google Chrome』と入力『Enter』キーを押します。

(2)検索結果のページが表示され下図の場所にマウスを移動して左クリックして下さい。

(3)下図の様な『Chromeをダウンロード』と表示されるのでそこへマウスを移動して左クリックして下さい。

(4)続いて右図の様な『Chrome for Linux をダウンロード』と表示したページに移動します。
ここではロードするパッケージを選択
選択は○の部分が『⦿64 ビット .deb(Debian/Ubuntu 用)』 になっていることを確認下さい。
なってない場合は、○の部分へマウスを移動して左クリックして下さい。
良ければ『同意してインストール』にマウスを移動して左クリックして下さい。

(5)ダウンロードが終われば、下図の様に↓部分をマウスで左クリックするとその下にメッセージが出てくるので 『ファイルを開く』の部分をマウスで左クリックして下さい。

(6)下の画面が表示されるので、『アプリセンター』の部分が図の様に色が変わっていることを確認下さい。
変わっていない場合はその周辺をマウスで左クリックして色を変えて下さい。
続いて、『開く』をマウスで左クリックして下さい。
このパッケージはDebianパッケージのため、削除はアプリセンターできないようです。
Debianパッケージの管理について知るを確認下さい。
(7)導入する場合は『インストール』の部分をマウスで左クリックします。

(8)サードパーティーのアプリのため、本当に導入するのかと問い合わせて来ますので、良ければ『インストール』の部分をマウスで左クリックして下さい。
(9)インストールが終われば『show apps』をマウスで左クリックするとGoogle Chromeのマークが有るはずです。
起動方法はwindowsと同じで、起動したいアプリのマークをマウスで左クリックすると起動します。




4.コマンドで導入

コマンドで入力してアプリを導入するものには、『FTP』、『Apache2』、『PHP』、『mysql』、『PHPMyAdmin』が挙げられる。
その前に最初に実施するのは root のパスワードを設定する。

(1)rootのパスワード設定

sudo passwd root
その後2回パスワードを入力して完了!
 

(2)FTP Serverの導入

sudo apt-get install vsftpd
OS起動時にFTPdも自動起動するようにします。
sudo systemctl enable vsftpd
設定せずにFTPソフトで接続した場合、書き込みが出来ないので、最低限の設定する。
550 Permission denied.
コマンドが受け付けられません.
アップロードを中止しました.
とFTTPのメッツセージが出て書き込むことが出来ない。
なおディレクトリの変更も出来ないか確認!現在は/home/trydayになっている。
ここをアパッチのhttpdに変更しても良いが

設定ファイルを編集
vsftpdの設定ファイルを編集します。
sudo vi /etc/vsftpd.conf
コメント#を消去する。
# write_enable=YES
保存して終わる
:w
:q
または
:wq
OSを再起動する。
※サービスと再起動[ service vsftpd start ]しても反映されません。注意

(3)Web Server Apache2の導入

a.インストール
まず、ターミナルに次のコマンドを入力して、使用可能なパッケージを更新します。 
sudo apt update
次に、次のコマンドでパッケージをインストールします。apache2
sudo apt install apache2 -y
インストールが終われば試してみる。
他のコンピュータでIPアドレスを打ち込むと
Apache2が表示される。

初期の設定は /var/www/html/ にindex.htmlがある。

b.設定ファイルの変更
設定ファイルの変更はRaspberryPiで変更できたのですが、Ubuntuではできませんでした。
このため、c.パーミッションについて へ進んで下さい。


ユーザー名 tryday の場合、/home/tryday のディレクトリー以降がFTPで管理出来ます。
このため、Webのデータ(HTML等)の保管場所を www/html/ 以降に保管しようと思い、apache2の設定を変更します。
(a)ドキュメントルート
変更はRaspberry Piの端末エミュレータから ルート権限でエディターを起動して修正下さい。
tryday@tryday:~ $ su root
パスワード:
root@tryday:/home/tryday# geany
/etc/apache2/sites-available の 000-default.conf の中を変更します。
Documentroot /var/www/html
           ↓
# Documentroot /var/www/html
Documentroot /home/tryday/www/html
(b)ディレクトリー
/etc/apache2 の apache2.conf の中を変更します。
<Directory /var/www/>
           ↓
# <Directory /var/www/>
<Directory /home/tryday/www/>
(c)apacheの再起動
Raspberry Piの端末エミュレータから ルート権限でapacheを再起動します
root@tryday:/home/tryday# sudo /etc/init.d/apache2 restart

RaspberryPiで変更できたのですが、Ubuntuではできませんでした。
このため、下の c.パーミッションについて から始めて下さい


c.パーミッションについて
ここで言うパーミッションとはディレクトリーやファイルのアクセス・読込み、変更・書込み、実行の権限を言います。
権限は『所有者』『グループ』『第三者』の3つに使用者に対し個別に付与できます。
また権限についてはファイルやディレクトリーに対し
 r 読む込む事ができる(下表では『読む』)
 w 書き込む事ができる(下表では『書く』)
 x 実行する事ができる(下表では『実行』)
の3つの動作を組み合わせて下表の様に8つに分けて区別します。
番号記号読む書く実行
0---×××
1--x××
2-w-××
3-wx×
4r--××
5r-x×
6rw-×
7rwx
HTMLデータをFTPで転送したあと、各ディレクトリーやファイルのパーミッションを下記の様に設定下さい。
なお番号の上位から使用者として『所有者』『グループ』『第三者』の権限を示します。
ディレクトリー 705又は755
ファイル 604又は644
PHPファイル 705又は755

d.シンボリックリンク
apache2,confに記載のhtmlを格納するディレクトリトーは /var/www/html/ です。
このディレクトリーを私の /home/hobbylab/www/html/からアクセスするために、 /var/www/html/ を/home/hobbylab/www/html/へシンボリックリンクします。
①/home/hobbylab/www/html/ の htmlディレクトリーを削除します。
②/var/www/html/ の htmlディレクトリーを削除します。
③/var/www/ の www/ディレクトリーのパーミッションを777に変更します。
④所有者 hobbylab で /var/www/にhtml/ディレクトリーを作成します。
 このhtml/ディレクトリーをhome/hobbylab/www/html/にシンボリックリンクします。
⑤コマンドで cd /home/hobbylab (以下シンボリックするディレクトリーへ移動する)
 ln -s /var/www/html www/html と入力実行する。
⑥/var/www/ の www/ディレクトリーのパーミッションを755へ戻す。

以上で/home/hobbylab/www/html/からファイルやディレクトリーを作成でき、apacheサーバーを通して、 webブラウザでアドレスlocalhostを指定すれば、見ることができるようになります。

(4)PHPの導入

ApacheサーバーがPHPファイルを処理できるようにするには、最新バージョンのPHPとApache用のPHPモジュールを インストールする必要があります。次のコマンドを入力して、これらをインストールします。
tryday@tryday:~ $ sudo apt install php libapache2-mod-php -y
(2)(3)関係のURL
https://www.raspberrypi.com/documentation/computers/remote-access.html

(5)mysqlの導入

MariaDB導入
まずはsudo apt updateをする。
MariaDBを導入する。
tryday@tryday:~ $ sudo apt update
tryday@tryday:~ $ sudo apt install mariadb-server
または
tryday@tryday:~ $ sudo apt update
tryday@tryday:~ $ sudo apt install -y mariadb-server

(6)PHPMyAdminの導入

MariaDBの導入が出来たら次はphpMyAdminを導入する。
tryday@tryday:~ $ sudo apt install phpmyadmin
設定画面が出てくるので、「apache2」にチェックを入れ、「yes」「ok」で進み、パスワードを入力する。
※MariaDBの設定が済んでいればパスワードの設定は必要なし?

ログインするためのユーザー設定を行う
 このログインは  http://192.168.*.*/phpmyadminでphpMyAdminのログインページを開く
 この時に使用するユーザー名「root」,パスワードは設定したものを使う。
ユーザー他設定  ysql_secure_installationというツールを使ってユーザー権限等を書き換え

 コマンド確認のこと
tryday@tryday:~ $ sudo mariadb-secure-installation・・・①

NOTE: RUNNING ALL PARTS OF THIS SCRIPT IS RECOMMENDED FOR ALL MariaDB
SERVERS IN PRODUCTION USE!PLEASE READ EACH STEP CAREFULLY!

In order to log into MariaDB to secure it, we'll need the current
password for the root user. If you've just installed MariaDB, and
haven't set the root password yet, you should just press enter here.

Enter current password for root (enter for none): ・・・②
OK, successfully used password, moving on...

Setting the root password or using the unix_socket ensures that nobody
can log into the MariaDB root user without the proper authorisation.

You already have your root account protected, so you can safely answer 'n'.

Switch to unix_socket authentication [Y/n]n ・・・③
... skipping.

You already have your root account protected, so you can safely answer 'n'.

Change the root password? [Y/n] y ・・・④
New password: ・・・⑤
Re-enter new password: ・・・⑥
Password updated successfully!
Reloading privilege tables..
... Success!


By default, a MariaDB installation has an anonymous user, allowing anyone
to log into MariaDB without having to have a user account created for
them.This is intended only for testing, and to make the installation
go a bit smoother.You should remove them before moving into a
production environment.

Remove anonymous users? [Y/n] y ・・・⑦
... Success!

Normally, root should only be allowed to connect from 'localhost'.This
ensures that someone cannot guess at the root password from the network.

Disallow root login remotely? [Y/n] n ・・・⑧
... skipping.

By default, MariaDB comes with a database named 'test' that anyone can
access.This is also intended only for testing, and should be removed
before moving into a production environment.

Remove test database and access to it? [Y/n] y ・・・⑨
- Dropping test database...
... Success!
- Removing privileges on test database...
... Success!

Reloading the privilege tables will ensure that all changes made so far
will take effect immediately.

Reload privilege tables now? [Y/n] y ・・・⑩
... Success!

Cleaning up...

All done!If you've completed all of the above steps, your MariaDB
installation should now be secure.

Thanks for using MariaDB!
tryday@tryday:~
ローカルからのアクセスに限定する行をコメントアウトします。
tryday@tryday:~ $ sudo nano /etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf
ファイル中のbinde-addressの行を次の通りコメントアウトします。
# binde-address =127.0.0.1
①MariaDBにログインして外部端末からのアクセスを許可します。
②rootパスワードを入力し、権限変更のコマンドを入力。
③mysqlから外れる
④MariaDBを再起動して完了
tryday@tryday:~ $ mysql -u root -p ・・・①
Enter password:
Welcome to the MariaDB monitor.Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 37
Server version: 10.5.23-MariaDB-0+deb11u1 Raspbian 11

Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

MariaDB [(none)]> grant all privileges on *.* to root@"%" identified by '**********' with grant option; ・・・②
Query OK, 0 rows affected (0.009 sec)

MariaDB [(none)]> exit ・・・③
Bye
tryday@tryday:~ $ sudo systemctl restart mysql ・・・④
tryday@tryday:~ $
phpmyadminを動作させる
/etc/apache2/apache2.confの最下行に以下を追記
Include /etc/phpmyadmin/apache.conf
修正後apacheを再起動します。
root@tryday:/home/tryday# sudo /etc/init.d/apache2 restart
Restarting apache2 (via systemctl): apache2.service.
root@tryday:/home/tryday#
これで Webクライアントから localhost/phpmyadmin/index.php で phpmyadmin が表示されます。





5.Windowsエミュレータ

mintを参照下さい。




































更新日 2025/07/25 09:27  Administrator Takeshi Hirabayashi