1.既存データベースの注意事項
初期状態で用意されているデータベースのうち、「information_schema」「mysql」「performation_schema」「phpmyadmin」データベースは、MySQLの動作に欠かせないデータベースです。 そのため、間違っても削除や不要なデータの登録など行わないように、注意が必要です。 ほかにも 「test」 がありますが、触らないほうが良い。 「information_schema」データベース MySQLの構成情報を管理するためのデータベースです。 「mysql」データベース MySQLが動作するための基本的な情報(ユーザー情報など)を管理するためのデータベースです。 「performation_schema」データベース MySQLで実行されるトランザクションやクエリなどの実行時の様々な情報を取得してくれる機能です。 使い方URLは https://developers.freee.co.jp/entry/survey-performance-schema 「phpmyadmin」データベース MySQLをブラウザ上で管理するためのツールです。 phpMyAdminがあれば、データベースの作成・削除、レコードの作成・編集といった基本的な作業を、GUI上で行えるようになります。 |
2.MySQLでデータベースの作成(phpMyAdminで作成)
データベースの例は太陽光発電システムのデータベースの一部を作成する。
(1)XAMPP Control Panel で MySQL行の「Admin」を右クリックする。![]() (2)phpMyAdmin が表示される。![]() (3)phpMyAdmin の「データベース」を右クリックする。![]() (4)データベース名は「SolarPowerDb」で SolarPowerDb と入力して『作成』を右クリックする。![]() (5)テーブル名「opm」とカラム数「11」を入れ『作成』をクリック![]() (6)各カラムの設定
![]() カーソルをしたへ進める ![]() (7)作成したカラムが表示されます。![]() |
3.MySQLのユーザーアカウント設定(root パスワード)
(1)MySQLのrootパスワード設定
(2)rootパスワードを設定後のphpMyAdminの起動方法は2ケース有り
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4.MySQLのユーザアカウントの設定(その他)
太陽光発電システムのモニターを作成するため、ESP8266MODにより得た情報(KWS-AC301)等をMySQLに記録するために、ESP8266MODのユーザアカウントを作成します。(1)追加前の「phpMyAdmin」で見たユーザアカウント内容以下リストにユーザ名 ESP8266MOD_1 を追加する。![]() 作成方法として「Shell」を使用する方法と「phpMyAdmin」を使用する2つの方法があります。 (2)「Shell」を使用する方法
(3)「phpMyAdmin」を使用する方法
(4)ユーザの権限について
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5.MySQLのユーザアカウントの削除
例としてESP8266MOD_1を「Shell」で削除する。
(1)MySQLにログインする
表示された後MYSQLにrootでログイン mysql -u root -p 改行 rootのパスワードを入力 ******** 改行 MariaDB[(none)] と表示が有る ![]() |
(2)ESP8266MODを削除する。
削除前後に登録されているユーザを確認する。 a.登録されているユーザリストを表示する select user, host from mysql.user; 改行 b.ESP8266MOD_1を削除する drop user ESP8266MOD_1@localhost; 改行 c.登録されているユーザリストを表示する select user, host from mysql.user; 改行 リストからESP8266MOD_1が無くなったことが判る。 ![]() |