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部品 トランジスタ関係 2SC1815 継電器ドライバー
1.回路概要
2.部品の選定
3.トランジスタの設計
4.設計値の確認

Pr:Tr トランジスタ関係
2SC1815
 リレードライバー設計
 アンプ設計
 発振器
TLP152
 TLP152テスト
TLP2361
 TLP2361テスト
TLP5754
 TLP5754テスト
Pr:Wire 電線関係
Pr:Resistance 抵抗
Pr:Capacitor コンデンサ
Pr:Coil コイル
Pr:PassiveElmt 受動素子
Pr:Diode ダイオード関係
Pr:OPAMP オペアンプ関係
PrO:送受信機
Si4735
 Si4735について
 Si4735ラジオを作って見よう1
PrO:オペアンプ  LM324
 LM358
Pr:Source 電源関係  ツェナーダイオード
 TL431
 LM317
PrS:Downモジュール
 EGS002_IR2110S
 SKU011012
 ACDC02
 XH_M299
 LM2596
 Mini360_MP23070N
 DROK
 WH140
PrS:UPモジュール
 MT3608
PrS:充電モジュール
 TP4056
Pr:Sensor_AD_時計等
PrS:電圧、電流
ADS1115 16bit4CH I2C A/D
 Hardware
 RaspberryPi_コマンド接続
 RaspberryPi_Python
 Arduino
 CH23V203 MounRiverStudioⅡ
INA226 I2C 直流電圧電流
 Hardware
 Arduino
 RaspberryPi_Python
WCS 電流ホール素子
 Hardware
PrS:温度、気圧、湿度、照度
BNE280 I2C 気圧,湿度,気温
 Hardware
 Arduino
 RaspberryPi_Python
BH1750 I2C 照度
 Hardware
 Arduino
 RaspberryPi_Python
DS18B20 1-Wire 温度計
 Hardware
 Arduino
 RaspberryPi_Python
PrS:時間、日時
DS3231 I2C 時計
 Hardware
 Arduino
 RaspberryPi_Python
PrS:表示器
MAR3953 320X480 3.95"
 概要と線や点を描く
 フォントを描く
SSD1306 I2C 0.96"OLED
 Hardware
 Arduino
 RaspberryPi_Python
Pr:Old Processor他
Pr:Prプロセッサ関係
PrP:プロセッサ
動作比較
 STM32F動作比較
 CH32V203&STM32F 動作比較
 arduino動作比較
raspberrypi関係
 RaspberryPiハード
CH32V関係
 -CH32V開始
 -203K8T6(32Pin)開始
 -203C8T6(48P)開始
 -003J4M6(8Pin)開始
 -003F4P6(20Pin)開始
 -Moun River StudioⅡ
 プログラミング!
  203_GPIO関係
  203_TIME関係
  203_TIME Encoder
  203_I2C関係
  203_1-Wire関係
  003_DS18B20テスター
  USART(UART)関係
  DS18B20をModBus制御
 -マニュアル
 203データシート
 203取説
  MBA メモリとバス方式
  PWR 電力制御
  RCC リセット・拡張・クロック
  BKP バックアップレジスタ
  CRC 巡回冗長検査
  RTC リアルタイムクロック
  GPIO GPIOと代替機能
  DMA ダイレクトメモリアクセス制御
  ADTM 高度な制御タイマー
  GPTM 汎用タイマー
  BCTM 基本タイマー
  USART 同期非同期通信
arduino関係
 ESP12関係
 (a)ESP-8266D1mini注意
PrP:その他  RS485ドライバー
 CP2102 BRIDGE
 WCH-LinkEエミュレーター

1.回路概要

今回実験する回路は下記のリレードライバー回路でトランジスターで良く使用する2SC1815の設計をします。
リレーはオムロンのG5V-2ーH1です。


この回路は太陽光発電システムの電源切替やインバータのスイッチに使用しようと考えている。



2.部品の選定

リレー(Ry1)の選定-
このため接点の耐圧と通過電流はAC125(V)0.5(A)およびDC24(V)0.1(A)が必要なため手持ちのリレーの中からオムロンのG5V-2-H1を選んだ。 G5Vには普通型が有るが消費電力が大きくそのため発熱が大きいので、今回は高感度型のH1シリーズを選定した。
-G5V-2-H1の主な仕様-
項目 G5V-2-H1 G5V-2
定格電圧(V) 12 12
定格電流(mA) 12.5 41.7
コイル抵抗(Ω) 960 288
消費電力(mW) 150 500
動作電圧 75%以下 75%以下
復帰電圧 5%以上 5%以上
定格負荷 AC125(V) 0.5(A)
DC30(V) 2(A)
AC125(V) 0.5(A)
DC24(V) 1(A)

-バイパスダイオード(D1)の選定-
手持ちで大量に持っているダイオード逆電圧耐圧100(V)順方向電流0.2(A)の特性を持った1N4148を使用する事にした。
このダイオードの分類はスイッチングダイオードになっている。

-トランジスタ(Q1)の選定-
これも手持ちで大量に持っているトランジスタで使用電圧、電流も範囲に入っているので、2SC1815を使用する事にした。
特性は下記の通り
-2SC18151の主な仕様-
項目 内 容
VCBO(V) 60
VEBO(V) 5
IC(mA) 150
PC(mW) 400
ICBO(uA) 0.1
hFE 70~700
VCE6(V) IC2(mA)
なお事前に2個の2SC1815のhFEを測定したところ、415,416でした
この他に2SC1815互換のSS8050と言うトランジスタも有るので忘れなければ動作確認をしたいと思う。



3.トランジスタの設計

回路の設計!
と言ってもRAとRBしかありませんが設計しようと思います。
トランジスタのベースに信号を与える物は3.3(V)駆動のマイクロコンピュータESP-WROOM-02と言うものです。
I/Oピンの最大電流は10(mA)程度のため、リレーをダイレクトに駆動は出来ません。
このため、2SC1815でリレーをドライブします。
2SC1815のベース電流IBは hFEを100として
IB=リレーの電流12.5(mA) / hFE 100 =125(uA)
RA=(3.3-0.65)×1,000,000 / 125=21.2(kΩ)
以上からRAを20(kΩ)とする。
RBについては復帰時の電荷をGNDに流すための物で、RAの10倍200(kΩ)を抵抗値とする。



4.設計値の確認

設計値の確認-
下記回路でIB電流とリレーに流れる電流の確認を行った結果を下表に示します。
IBに電流を流した計測器はYOKOGAWAのCA100です。


ベース電流
(uA)
エミッター電流
(mA)
備  考
0.0 0.00  
1.0 0.28  
2.0 0.58  
3.0 0.86  
4.0 1.16  
5.0 1.46  
10.0 2.94  
14.0 4.33 リレー復帰
20.0 5.84  
22.0 6.71 リレー動作
30.0 8.35  
40.0 9.22  
50.0 9.24  
100.0 9.28  
IB=40(uA)以上で飽和しているので設計値は3倍程度となっているので必ず動作する事になる。


-実動作確認-
入力に3.3(V)を入れた時のIBは131(uA)でおおよそ計算の値となった。
また電源電圧10(V)の時にリレーのコイル電流(IE)は9.31(mA)だった。
更新日 2025/11/24 19:48  管理者 平林 剛Hirabayashi Takeshi