1. RG316ケーブル
RG316は、細径で柔軟性が高く、優れた耐熱性を持つ特性インピーダンス50Ωの同軸ケーブルです。
主に無線通信機器の内部配線、計測器の接続、航空宇宙分野などの過酷な環境で使用されます。
主に無線通信機器の内部配線、計測器の接続、航空宇宙分野などの過酷な環境で使用されます。
1.1 特徴
(1)耐熱・耐候性:
絶縁体にPTFE(テフロン)、シース(外被)にFEPを使用しており、-55℃〜+200℃という極めて広い温度範囲に対応します。
(2)小型・柔軟:
外径が約2.5mm〜2.9mmと細く、曲げ半径も小さいため、機器内の狭いスペースでの配線に最適です。
(3)高周波特性:
一般的に3GHz、高品質なものでは6GHz程度までの伝送に使用可能です。
(4)銀メッキ導体:
内部導体および外部導体(編組シールド)に銀メッキが施されており、導電性と耐食性に優れています。
1.2 基本仕様表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特性インピーダンス | 50 ± 2 Ω |
| 仕上り外径 | 約 2.5 mm 〜 2.9 mm |
| 使用温度範囲 | -55℃ 〜 +200℃ (製品により差異あり) |
| 内部導体構成 | 銀メッキ銅被覆鋼線 7本/0.17mm (撚り線) |
| 絶縁体材質 | PTFE (フッ素樹脂/テフロン) |
| シース(外被)材質 | FEP (フッ素樹脂) |
| 静電容量 | 約 95 〜 100 pF/m |
1.3 減衰量(目安)
細径ケーブルのため、太いケーブル(RG58等)に比べると減衰量は大きくなります。
(1) 1 GHz: 約 0.85 〜 0.96 dB/m
(2) 2.4 GHz: 約 1.4 〜 1.5 dB/m
(3) 6 GHz: 約 2.35 dB/m
(1) 1 GHz: 約 0.85 〜 0.96 dB/m
(2) 2.4 GHz: 約 1.4 〜 1.5 dB/m
(3) 6 GHz: 約 2.35 dB/m
2. SMAコネクター
1960年代に開発され、現代の無線通信や計測機器において最も一般的に使用される規格の一つです
2.1 主な特徴と仕様
インピーダンス: 標準は 50Ω です。
3. コネクター取り付け
①コネクターを準備 写真は本体の下左がピン、右がスリーブです。
②11mm被覆を取り、3mm芯線を出し、8mmシールドを残す。
③芯線にピンを取り付け、半田付け。(ピンをハンダコテ先で温め、ピンの穴にハンダを流し込む)
④コネクターのシールドにRG316のシールドを被せ、スリーブを入れ、金属の筒を六角形のダイスで圧着する。
